RZRのキャブレターオーバーホール(分解、清掃、組み立て編)
年明けですね。正月休み短すぎてキレそうなので今回はやっとキャブレターの組み上げまで終わったので記事に起こしていこうと思う。ところでブログ始めて思ったんだけどこういう作業系の記事で沢山写真載せてる人って常にGoProつけてるかことあるごとにカメラ構えてんのかな 後者だとしたら相当作業の進み遅いだろうし大変そう
前回の記事はここ↓
分解
ドブ付けしてたキャブレターを取り出しまずはフロートを外そうと思ったのだが自分は最初キャブレターの連結を解除せずにすべて完結させようとしていたためこれに大変苦労した。フロートピンを叩いて抜くのだが固着している上スペースが狭く、結局片方のフロートを何とか外した段階で連結を解除した。フロートを外した後サービスマニュアルに従って・・・これ最初フロートチャンバーから外すんじゃなくてミキシングチャンバーからはずすんじゃねーか!まぁできるだけ傷つけずに外れればOKなのでいいでしょ
んで上と下のチャンバーを両方開けたら上からスロットルバルブ、下からメイン、パイロットジェット、メインノズル、ニードルバルブを外す。あとはチョークとエアスクリュー、スロットルバルブからジェットニードルを外せばとりあえずは全バラ完了となる。
↑フロートチャンバーが真っ白になってなかった比較的きれいな方のメインノズル
あとはすべての穴という穴を貫通させ、すべてのカスを取り除いて実際に稼働させた時にオーバーフローなどの問題が起こらないようにしてから新品のジェット類を入れていく。今回はすべて純正の番手で組んでそこから調節する。というのもエンジン回りのカスタムは一切なく、もともとついていたジェット類は腐食して何番がついていたのか不明、エアスクリューはスプリングが入ってなくて全閉の状態になっていたのでいったんリセットしておこうというところである。
そしてひたすらキャブクリを吹きながら歯ブラシでゴシゴシやっていたのだが・・・真っ白なキャブの方が腐食なのか汚れなのかが判別不能で、もうどうしようもなくなった俺は妻のお父さんにヘルプを要請した。
「これブラストしてくっから」
頼もしいセリフとともにキャブレターを引き取ってもらい、30分後帰ってきたものがこちらである。
まじで?これ全部アルミの腐食なの?これ使えるの?
暗雲立ち込める・・・!これガソリン流して速攻オーバーフローしたらショックだなー・・・
といいつつブラストメディアが付着しているので空気入れの細いノズルとブラシを駆使して取っていく。あとノズルに口つけて吹いたりした。(コンプレッサー高いんだよ)あとこれPJが詰まってるのでマイナスで叩いても取れないので破壊した。
↓破壊したPJ
その後ジェット類を取り付けて、作業は順調だったのだが、ここでアクシデント発生。メインジェットをラチェットで締めすぎて根本からぼっきり折れた。一体どんなゴリラが閉めたんだ・・・初めてだし真鍮だから・・・しょうがなく予備のメインジェットを取り付けた。割と焦った
フロートを取り付け、フロートチャンバーのネジをステンレスの六角穴付きボルトに変更し取り付けた。
それからスロットルバルブを組み立て・・・ていて正しい組み方がわからなくなり、スマホでパーツリストを見ながら組んでいった。
ちなみに上の写真は仮組失敗例で、スロットルのシャフト挿入部分に入るゴムシールが入っていない。結局組み間違いを三回くらいやってやっと組みあがった。
始めてのキャブ組み終わった 達成感 pic.twitter.com/0JAlAdq29V
— よぞら (@emir1am) 2022年12月31日
あとは同調とアイドリングを調整したら完了だが、気まぐれでミッションオイルを抜いたので次はシフトシャフトとクラッチを開けてみようと思う。
なんか別のことやりたくなったんでタンクキャップ磨いてました。